外資系企業に転職したいけど、どの転職サイトを使えばいいんだろう…おすすめが知りたい…
外資系企業に転職するのに、どの転職サービスを使えば良いか迷っていませんか?
今回の記事では、外資系企業への転職に強いオススメ転職エージェントと転職サイトについて解説します。
せっかくなら外資系を得意としている転職サイトを使って、効率的に転職活動を進めたいですよね。
エリート、高年収、成果主義などのイメージが強いですが外資系ですが、働き方や文化などの実態についても詳しく解説します!
外資系への転職で迷っているならこの記事を読めば、どの転職サイトや転職エージェントを使えばいいかが分かります。
それではいきましょう!
✏️この記事を書いた人✏️
この記事を書いている筆者は、本業、副業でマーケティングに携わり、以下のメディアでもマーケティングを情報を発信しています。
Twitter : @elmo_marketing
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外資系転職にオススメのエージェント&転職サイト一覧表
早速ですが、外資系転職に強いオススメエージェントと転職をサイトを一覧表で紹介していきます。
エージェント(総合型、特化型)と転職サイトをそれぞれ紹介します!
総合型エージェント
バランスよく情報収集するなら総合型エージェントがオススメです。
特に大手3社(リクルートエージェント、doda、JACリクルートメント)は外資系転職でも求人紹介、サポートなどの面で力強い助けになります。
タイトル | 特徴 | オススメ度 | 公式サイト |
リクルートエージェント | 人気・実績ともに業界No.1 | 公式サイトを見る | |
ドゥーダ | 業界No.2で若手の転職支援に強み | 公式サイトを見る | |
JACリクルートメント | 外資・グローバルのハイキャリア支援実績No.1 | 公式サイトを見る | |
エンワールド | ハイクラス向けの高年収求人が豊富 | 公式サイトを見る | |
ロバートウォルター | 語学力を活かした転職ならここ | 公式サイトを見る | |
ランスタッド | 世界最大の転職エージェント | 公式サイトを見る |
特化型エージェント
特定の業界、業種に絞って転職活動をするなら特化型エージェントがオススメです。
特化型を使えば、濃い求人情報に出会うことができるのと、コンサルタントも業界に精通しているので業界や企業の詳しい情報を入手することができます。
タイトル | 特徴 | オススメ度 | ホームページ |
レバテック | IT企業やエンジニア転職に強い | 公式サイトを見る | |
アズールアンドカンパニー | 外資系、消費財企業の転職に強い | 公式サイトを見る | |
ISSコンサルティング | 消費財、メーカー転職に強い | 公式サイトを見る | |
アクシスコンサルティング | コンサル業界への転職に特化 | 公式サイトを見る | |
マイナビ金融エージェント | マイナビグループの金融特化チーム | 公式サイトを見る | |
コトラ | 金融業界に強い人材コンサルティングファーム | 公式サイトを見る | |
マスメディアン | 広告・メディア業界なら実績No.1 | 公式サイトを見る |
転職サイト
転職サイトは自分で求人情報を探したり、マイペースに転職活動を進めたい人にオススメです。
業界や企業の調査には時間がかかりますが、自分の好きな企業にアプローチしたり、タイミングに応じて柔軟に求人を探すことができます。
タイトル | 特徴 | オススメ度 | ホームページ |
リクナビネクスト | 幅広い求人案件を揃える業界最大手の転職サイト | 公式サイトを見る | |
キャリアカーバー | 転職後の平均年収900万以上のハイクラス転職サイト | 公式サイトを見る | |
ビズリーチ | ハイキャリア向けのヘッドハンティングサービス | 公式サイトを見る | |
リンクトイン | 世界最大級のビジネスSNS | 公式サイトを見る |
初めての外資転職ならオススメは総合型の大手3社(リクルート・doda・JACリクルート)ですね。
外資系転職を成功させる方法
外資系企業への転職を成功させるために絶対に知っておきたいのは、「転職エージェントを活用する」ことです。
外資系転職にサポートを使わずに挑戦するのは、費用や時間の観点からオススメしません。
エージェントを活用して転職の成功率を上げる
外資系転職に挑戦する時は転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントを活用した方がいい理由は3つあります。
転職エージェントを活用すべき3つの理由
- 日系企業よりも求人探しの難易度が上がる
- 言葉(= 英語)の壁がある
- 選考方法や企業との交渉・調整が独特
まず、自分に合った外資系企業を探すことの難易度が高いです。
日本の企業であれば日常生活で使っているサービスや、商品から企業を連想することができますが、外資系企業となるとそうはいきません。
海外にもサービスや商品は膨大にあるし、その中で日本でもサービスを展開しているものを自分で探すのは現実的ではないからです。
そして、もちろん言葉の壁があります。例えば、英語をペラペラに使える人であれば問題ないですが、多くの日本人はそこまで英語が得意ではないでしょう。
外資系企業の応募要件や仕事内容などの説明は全て英語になっていますし、日本とは表現や言葉の意味が違ったりするので初めから正確に理解するのは厳しいのが実情です。
また、選考方法や給与交渉などの方法についても国内企業とは違うので、このあたりの知識は転職エージェントからしっかりとアドバイスしてもらう必要があります。
こういった理由から、外資転職はエージェントを活用した方が成功確率が上がると言えます。
総合型と特化型を併用する
もう1つ重要なのは、複数の転職エージェントを併用することです。
「総合型」と「特化型」の転職エージェントを併用して使って、偏りがないように情報収集しましょう。
総合型エージェントと特化型エージェントの違い
- 総合型エージェント
⇨ 業種・業界・企業規模・年齢などを限定していない幅広い情報を扱うエージェント - 特化型エージェント
⇨ 特定の条件(若手向け、業界特化 etc)に限定した情報を扱うエージェント
それぞれ異なる特徴があるので、2つを併用することで情報が偏ったり、深い情報が得られないデメリットを消すことができます。
オススメは「総合型エージェント(2) + 特化型エージェント(1)」の割合です。登録してみて、徐々に自分にあったエージェントを絞っていくといいコンサルタントや求人に出会う確率が上がります。
うまくエージェントを活用して、効率的に転職活動を進めましょう。
外資系転職でオススメのエージェント(総合型)
ここからはオススメのエージェントの特徴やサービスを詳しく解説していきます。
オススメのエージェントや転職サイトについて詳しく教えてください!
まずは総合型エージェントから、一気に紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったサービスを選びましょう。
リクルートエージェント
公式サイト: https://www.r-agent.com/
- 非公開求人含め、 約20万件の求人情報
- 評判、実績ともにNo.1エージェント
- 書類添削、面接対策、そして企業との交渉まで手厚いサポート
国内最大級の転職エージェントサイトです。非公開求人を含めると約20万件以上を取り扱い、業種・業界・企業規模にこだわらない、評判、実績ともにNo.1エージェントです。
日系企業に限らず、外資系企業についても豊富な求人を扱っています。
(運営会社 : 株式会社リクルート)
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doda
公式サイト: https://doda.jp/
- 約8万件の公開求人情報
- 転職エージェントと転職サイトを同時に利用可能
- 若手転職者のサポート経験が豊富
リクルートエージェントに次いで、No.2の求人数を抱える転職サイトです。1つのサイト登録で転職サイトとエージェトサービスが受けられるので、手軽で質の高い情報が手に入ります。
若手で外資系企業への転職を目指す人はぜひ活用しましょう!
(運営会社 : パーソルキャリア株式会社)
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JACリクルートメント
公式サイト: https://www.jac-recruitment.jp/
- 外資系、グローバルポジションの求人に強み
- 年収1,000万を超えるハイクラス求人が豊富
- 担当企業の知見が豊富なエージェントが転職をサポート
外資系や国内企業のグローバルポジションは国内No.1の実績を持つ転職エージェントです。
1つ1つの案件の質が高く、高年収の案件も多数抱えており、リクルートエージェントやdodaに次いで、トップレベルのサービスを展開しています。
世界中に拠点を持っていて、そのグローバルネットワークを活かして質の高い求人を豊富に揃えています。
(運営会社 : 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント)
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エンワールド
公式サイト: https://www.enworld.com/
- 年収800万円以上の求人が1万件以上
- 転職成功者のサービス満足度約95%
- 大手外資や日経グローバル企業の求人多数
日系のグローバル企業や外資系企業の求人紹介について日本でトップクラスの転職エージェントです。年収800万円以上の求人が1万件以上と、ハイクラス向けの求人を豊富に抱えています。
アジア諸国に拠点を持ち、外資転職に関する豊富な知見を持っているコンサルタントが手厚くサポートしてくれます。
(運営会社 : エンワールド・ジャパン株式会社)
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ロバートウォルター
公式サイト: https://www.robertwalters.co.jp/
- 顧客満足度93%以上
- 世界31ヵ国に拠点を持っている
- バイリンガルのコンサルタントが転職をサポート
1985年に英国のロンドンで設立されたスペシャリスト人材紹介会社で、世界31カ国の主要都市にオフィスを構えるグローバルエージェントです。
コンサルタントも日本語と英語のバイリンガル揃いで、英語面接への対策なども手厚くサポートしてくれます。取り扱う業種も多岐にわたり、転職によって年収アップした実績も豊富に持っています。
(運営会社 : ロバートウォルタージャパン)
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ランスタッド
公式サイト: https://www.randstad.co.jp/
- 年収1,000万以上の求人が常時5,000件
- ランスタッドの独占ポジション200件以上
- 60年以上続く安定の実績
年収1,000万以上、外資系転職に強みを持っている世界最大の転職エージェントで、60年以上も世界を舞台に人材紹介を続けている実績があり、ランスタッドにしかない独占求人も豊富に持っています。
各業界や業種に特化したコンサルタントが丁寧に転職をサポートしてくれるので初めての外資転職も安心して挑戦できます。
(運営会社 : ランスタッド株式会社)
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外資系転職でオススメのエージェント(特化型)
若手ハイキャリアに強い転職エージェント(アサイン)
公式サイト:https://assign-inc.com/landing-marketing/
- 若手からハイキャリアを目指せる求人案件が豊富
- 創業メンバー全員コンサルファーム出身
- ヘッドハンターオブザイヤー受賞
- ビズリーチ最高Sランク保持者が多数在籍するなど高い支援品質で有名
アサインは、若手ハイキャリアに特化した転職エージェントです。
有名な外資コンサルファームや日系大手企業への転職支援実績が豊富にあり、若い時にジョブチェンジしたいと感がている優秀なビジネスマンに非常にオススメなエージェントです。
エージェントの質も高いと評判で、親身に、かつ的確にキャリアアドバイスをしていただけます。
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無料登録後もお金はかかりません
外資系ITに強い転職エージェント(レバテック)
公式サイト: https://levtech.jp/
- ITエンジニアやクリエイター求人に特化
- Webマーケティングも豊富な求人数
- 60%の人が平均50万円の年収アップを実現
ITエンジニアやクリエイターの転職サポートに特化した転職エージェントです。特化型エージェントとして15年の実績もあり、IT領域の転職エージェントとしてはトップクラスのサービスです。
外資系IT企業の求人を探すならIT転職に強いレバテックがオススメです。
(運営会社 : レバテック株式会社)
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外資系消費財・メーカーに強い(アズール,ISS)
公式サイト: https://www.azureweb.jp/
- 外資系、消費財業界に強い
- 専任コンサルタントの一気通貫のサポート
- 80%以上のクライアントが外資系企業
外資系、消費財業界に特化して人材紹介サービスを展開しているのがアズール&カンパニーです。
アズールの特徴としては、カウンセリングへのこだわりと、一気通貫のサポートです。
1人のコンサルタントが応募者の転職を始まりから終わりまで、企業側との交渉も含めて担当するので、双方を深く理解した上で求人の紹介をしてくれます。
(運営会社 : アズール&カンパニー株式会社)
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公式サイト: https://www.isssc.com/
- ハイクラス求人が豊富
- 外資系企業に特化したエージェント
- 外資専門で20年の実績
年収800万〜1,500万クラスの外資系ハイクラス求人を多数揃えているのがISSコンサルティングです。
消費財•高級財を中心に、製造、コンサル、製薬、IT、保険•金融業界にも精通しています。外資専門で20年以上の実績を持ち、豊富な経験で安心のサポートが受けられます。
(運営会社 : 株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング)
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外資系コンサルに強い転職エージェント(アクシスコンサルティング)
公式サイト: https://www.axc.ne.jp/
- コンサル転職に特化したエージェント
- 約8割の求人が非公開求人
- 未経験からのコンサル転職もサポート
アクシスコンサルティングは、コンサル転職に特化した転職エージェントです。もちろん外資系コンサルの求人も多数扱っています。
未経験からコンサルに挑戦したい人や、現コンサルでキャリアアップを考えている人にオススメです。約8割の求人が非公開で、コンサルへの転職を考えているならぜひ押さえておきたいサービスです。
BCG、アクセンチュア、BIG4といった有名コンサルティングファームの求人も多数あります。
(運営会社 : アクシスコンサルティング株式会社)
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外資系金融に強い転職エージェント(マイナビ金融エージェント、コトラ)
公式サイト: https://mynavi-agent.jp/finance/
- マイナビの金融専門チーム
- 金融に特化して高年収案件が豊富
- 未経験から金融業界への転職をサポート
マイナビ金融エージェントは、マイナビエージェントの金融専門チームです。金融業界出身者のコンサルタントに多く、マイナビ系列の強みで、求人数も豊富です。
金融に特化しているため、自然と給与水準が高く、外資系金融の非公開求人も多数抱えています。
金融業界への転職を目指すのであれば、抑えておきたいエージェントです。
(運営会社 : 株式会社マイナビ)
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金融業界に強みをもつコトラ
公式サイト: https://www.kotora.jp/
- エージェントアワード5年連続受賞
- 金融業界転職に強い
- プロフェッショナルなコンサルタントが揃っている
金融業界を中心に、コンサル、製造業、ITなどのハイクラス求人を揃えているのがコトラです。
コトラは人材コンサルティングファームとして、様々な組織課題の解決に取り組み、プロフェッショナルなコンサルタントが転職をサポートしてくれます。
(運営会社 : 株式会社コトラ)
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外資系広告に強い転職エージェント(マスメディアン)
公式サイト: https://www.massmedian.co.jp/
- 広告・Web・マスコミ業界に強みがある
- 幅広い職種の求人を揃えている
- 業界情報に精通したエージェントが転職をサポート
広告・Web・マスコミ業界に特化した転職エージェントです。総合型では扱っていないような非公開求人も多く、Webマーケティング職への転職を狙う人にはオススメです。
広告業界の外資系企業を狙うならぜひ登録しておきたいサイトです。
(運営会社 : 株式会社マスメディアン)
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外資系転職でオススメの転職サイト
リクナビNext
公式サイト: https://next.rikunabi.com/
- 転職サイトで最大の求人数
- 転職者の約8割が利用する最大手サービス
- 初心者でも利用しやすいサポートサービスが多数
常時、約5万件の求人情報が掲載されている国内No.1の転職サイトです。転職活動をする人の約8割が登録しており、求人数、サイトの使いやすさともに、文句なしのサービスです。
外資系企業の求人も豊富で、まずは自分で外資系求人を探してみたい人にオススメです。
(運営会社 : 株式会社リクルート)
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キャリアカーバー
公式サイト: https://careercarver.jp/
- リクルートが運営するハイクラス転職サイト
- 転職後の平均年収900万円以上
- 高年収の外資系案件が多数
キャリアカーバーはリクルートが運営するハイクラス求人に特化した転職サイトです。登録した職務経歴に応じてヘッドハンターによるスカウトを受けることができます。
現時点で高年収帯(年収700万円以上)にいる場合は、外資系転職でさらなるキャリアアップと年収アップが狙えます。
(運営会社 : 株式会社リクルート)
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ビズリーチ
公式サイト: https://www.bizreach.jp/
- ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイト
- 約30%の求人が年収1,000万超え
- Webマーケティング職のハイクラス求人が豊富
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトです。ヘッドハンティング型の転職サイトで、条件に当てはまれば、たくさんのヘッドハンターからハイクラス求人の紹介を受けられます。
自分の市場価値を測る意味でも、1度登録して力試しするのもオススメです。
(運営会社 : 株式会社ビズリーチ)
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Linked in
公式サイト: https://www.linkedin.com/
- Microsoftが運営する世界最大級のビジネスSNS
- 世界で4億人が使うネットワーク
- 企業と個人が直接つながるプラットフォーム
Linked in(リンクトイン)は世界中にユーザーを持つ最大級のビジネスSNSです。Facebookのビジネス特化版と考えてもらえればいいでしょう。
日本ではまだメジャーではないですが、海外ではリンクトインを使った転職や、企業の採用活動が一般的に行われています。
企業を検索したり、スカウトを受けたり、企業と直接つながって転職活動を自分で進めていくことができるツールで、外資系企業からのスカウトも受けることができます。
(運営会社 : マイクロソフト)
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おすすめ解説記事:LinkedIn(リンクトイン)とは?使い方・活用方法を公式パートナーが解説
外資系転職に必要な英語力は?
外資系企業を目指すのであれば、英語力は必須です。
一般的に外資系企業での業務や社内でのやり取りは英語で行われるため、英語力がなければ仕事をスムーズにこなすのは難しいでしょう。
しかし意外と知られていませんが、そこまで英語力が必要とならないケースもあります。
それは、日系企業をメインの顧客にしている場合です。顧客が日本人であれば、業務も日本語で行われるので、英語を使えなくてもすぐには問題にならないことがあります。
また英語が苦手な人向けに研修制度を充実させている会社もあるので、英語が苦手だからといって外資転職をあきらめる必要はありません。
ですが、長期的に考えると昇進の条件や、本社とのやり取りで英語が必要だったりと英語を使う場面は増えていくので転職する前に「TOEIC700点」程度を目標に基礎的な英語力を身につけることをオススメします。
↓ こちらの記事もオススメ
>>TOEICで年収アップを目指す転職方法とは?
最初はそこまでハイレベルな英語力は必要ないけど、後々困らないように少しずつ勉強するのがいいでしょう。
外資系転職の3つのメリット
次は外資系転職の3つのメリットについて解説します。
外資系企業で働くことで得られるメリットはこれからのキャリアに役立つものばかりです。
成果主義や激務といったマイナスイメージがある外資系企業ですが、実際にはキャリアアップにつながる貴重な経験を積める環境です。
高年収で働き方が自由
1つ目のメリットは「高年収で働き方が自由」という点です。
外資系企業が高年収である理由は3つあります。
- 企業規模 : 売上や社員数などの規模が圧倒的に大きい
- 成果主義 : 生産性を高めるための制度や文化が整っている
- 福利厚生制度 : 日本と違い、手当や退職金などの制度を設けていない
外資系企業の中でも、特にアメリカの企業は売上などの企業規模が圧倒的に大きいです。
世界の時価総額ランキングを見てもGAFAMを中心にアメリカや中国の企業がランキングを独占しています。このような企業では売上の大きさに比例して、社員への投資(=給料)も高くなっているのです。
また、外資系企業では成果主義を採用している企業が多く、仕事の成果に対して給料を支払うという考え方が一般的です。
プロセスを重視する日本と違い、結果さえ出せば細かい働き方までは指示されずに自由に働くことができる企業も多いのも事実でしょう。
そして、手当や退職金などの福利厚生が用意されていないために月々の給料が高くなるという特徴も持っています。
このような理由で、高年収で自由な働き型を実現しているのが外資系企業なのです。
英語力を高めて世界で活躍するチャンスが得られる
次は、「英語力を高めて世界で活躍するチャンスが得られる」です。
外資系企業では色々な国の人が集まって英語を使ってコミュニケーションします。英語が苦手な人でも、英語を使う環境に身を置くことで半強制的に英語力が磨かれていきます。
英語力はこれからの時代に益々重要なスキルになっていくので、英語力を磨けることは外資系企業の大きなメリットです。
総務省が公表しているグローバル人材育成の推進に関する政策評価書という調査データがあります。
これは、グローバル人材の教育に関する課題をまとめたレポートですが、約7割の企業が「海外事業に必要な人材が不足している」と回答しています。
英語力を身につけることで、グローバルで活躍できる人材として世界で活躍するチャンスを得ることができます。
ハイレベルの仕事術が身に付く
成果主義を基本とする外資系企業では成果にこだわり、結果を出すことが求められます。
そんな環境に身を置くことで「ハイレベルな仕事術」を身につけることができます。
- ロジカルシンキング
- コミットメント力(= 実行力)
- 環境への適応力
ロジカルシンキングは外資系企業では必須のスキルです。「結論ファースト」とも言われたりしますが、外資系企業では結論を端的に、素早く伝えるようなコミュニケーションが必要です。
それを実現するためにはロジカルシンキングのスキルが必要なので、外資系企業で働く中で身につけていくことができます。
また、成果を出すために主体的にやり切る力(=コミットメント力)も重要視されていて、会社に認められる結果を出すためにはどう行動すべきかを考える力が磨かれていきます。
そして、外資系企業では柔軟に環境に適応する力が必要です。人の入れ替わりや組織変更が頻繁にあって、日本企業とは比べものにならない速さで環境が変わります。
このように、外資系企業に特有の文化や環境に身を置くことでハイレベルな仕事術を磨いていくことが期待できます。
ロジカルシンキングは特に大切です。日系企業ではあまり重要視されていませんが、世界的には標準のビジネススキルです。
外資系に転職して後悔したこと
メリットとは逆に、外資系に転職して後悔したという声ももちろんあります。
外資系企業への転職する時に気をつけた方がいいポイントについても解説していきます。
成果主義が辛い
外資系企業では、仕事の成果に応じて給料が変動する成果主義を採用しているのが一般的です。
これは生産性を上げるメリットであると同時にデメリットにもなります。なぜなら、常に仕事で成果を出すために最善の方法を考えて、結果を出し続ける必要があるからです。
転職をして始めの頃は、仕事に慣れない中で結果も求められるので、どうしても辛い状況に陥ってしまいます。
これに耐えられずに会社を後にするケースも実際に少なからずあります。
外資系企業に転職して、成果主義の働き方が自分にどうしても合わないと感じた時はまた日系企業に戻るなどして、自分に1番合った働き方を見つけることが重要です。
日本企業と文化の違いが大きい
成果主義を基本とする外資系企業は、日系企業とは文化や働き方が違うことがほとんどです。
日系企業でよくある上司からの指示を待って行動するスタンスや、上下関係を重視したコミュニケーションは外資系企業ではほとんど見られません。
日系企業から外資系企業に転職して、このギャップに悩まされる人は少なくありません。
日系企業 | 外資系企業 | |
---|---|---|
文化 | 年功序列 | 成果主義 |
コミュニケーション | 上下関係を重んじる | フラットでオープンな関係 |
働き方 | 上司の指示を待つ | 自発的に行動する |
環境 | 意思決定のスピードが遅い | 人や組織がスピーディに変化する |
外資系企業では、上下関係よりも仕事の成果を出すために各メンバーが自分の意見をフラットに伝える風潮があります。また、自分で考えて行動する主体性も重要視されています。
このような外資系企業特有の環境にうまく馴染めずに辞めてしまうというケースもよくあるようです。
外資系企業に転職する場合は、働き方に違いがあることをあらかじめ理解して、文化の違いに適応していくことが必要になるでしょう。
外資系の人気企業ランキング
ここで番外編として、企業クチコミサイトのopenworkを参考にして外資系企業の人気ランキングを紹介します。
結論としては、コンサルティング、ITを中心にCMや普段使うサービスとして目にする企業がランクインしています。
順位 | タイトル | 業種 | Open work 評価点 | 説明 | ホームページ |
1 | ペインアンドカンパニー | コンサルティング | 4.84 | 世界31カ国に拠点を持つ経営コンサルティングファーム | 公式HP |
2 | グーグル | IT/広告 | 4.76 | 世界最大の検索エンジン(google chrome)運営会社 | 公式HP |
3 | マッキンゼーアンドカンパニー | コンサルティング | 4.73 | 経営コンサルティングファームの世界最大手 | 公式HP |
4 | A.T.カーニー | コンサルティング | 4.63 | シカゴ発で世界有数の経営コンサルティングファーム | 公式HP |
5 | アマゾンウェブサービスジャパン | IT/システム | 4.62 | Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの運営会社 | 公式HP |
6 | プロクターアンドギャンブル | 消費財 | 4.60 | 世界最大の一般消費財メーカー | 公式HP |
7 | セールスフォース | IT/システム | 4.59 | CRMソリューションを中心にクラウドコンピューティングサービスを提供 | 公式HP |
8 | プルデンシャル生命 | 金融 | 4.52 | アメリカ最大級の保険・金融サービス機関 | 公式HP |
9 | ボストンコンサルティンググループ | コンサルティング | 4.51 | 日本のコンサルティング業界を牽引するグローバルファーム | 公式HP |
10 | フェイスブック | IT/広告 | 4.49 | 世界最大のSNS「Facebook」の運営会社 | 公式HP |
どうしてコンサルティングやIT企業が多いのでしょうか…?
外資系企業を目指す人は、経営に近い仕事や世界でもトップレベルの仕事に関わりたいという人が多いからではないでしょうか。
外資系企業を目指す人は成長意欲の高い人が多い傾向にあるので、コンサルティングファームで経営を学んだり、GAFAのような世界のトップ企業でさらに成長を目指すようです。
転職を検討する際には、企業ランキングなども参考にして、自分に合った業界や企業を選ぶことが大切です。
外資系転職でよくある質問
最後に、外資系転職でよくある質問を紹介します。
初めての外資転職の場合は、これまで選考方法が違ったり、不安なことも多いのでこのFAQを参考にして少しでも疑問を解消して転職に挑戦しましょう。
- どうして外資系は給料が高いの?
-
外資系企業は、売上規模が大きい、成果主義で生産性が高い、福利厚生制度がない、などの理由で日系企業よりも給料が高くなります。
- 外資系は激務ってほんと?
-
外資系企業では一定の期間で成果を出すことが重要視されます。例えばコンサルティング会社では、集中的に働く期間は忙しくなりますが、1つのプロジェクトが終わると長期休暇を取得したりしてバランスを取ったりします。
- 英語が話せなくても入れる?
-
短期的には英語が使えなくても入れる外資系企業もあります。しかし、長期的に考えると本社とのやり取りや、海外メンバーとのコミュニケーションが発生するので英語力は必須です。
- 海外転勤はできる?
-
外資系企業の日本支社に入社して、海外の本社に転勤するのは実は狭き門です。海外で働きたいのであれば、海外の支社に直接入るのが近道です。
- 未経験からの転職はできる?
-
日系企業から外資系企業への転職はよくある話です。ただし、業種によって働き方などのギャップの大きさが違うので下調べしてから挑戦しましょう。
まとめ
今回の記事では外資系転職にオススメのエージェントと、外資系企業の働き方について解説しました。
外資系企業は成果にこだわり、貪欲に成長を求めるような風潮があります。そして、外資転職を考えている人は、その環境に身を置いて自分も成長することを目指している人だと思います。
実際に外資系企業に入ると、世界水準の仕事術や、グローバルなネットワーク、高年収が実現できるので挑戦してみる価値はあります。
まずはエージェントに登録して、転職活動の第一歩を踏み出してみましょう!
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