生きていくためには働くことは避けられませんよね。
サラリーマンとして働いて、給料をもらうからこそ、食費などの生活費が払えたり、家賃や家のローンを払ったり、大切な家族を養ったりすることができます。
しかし、世の中には「サラリーマンに向いていない」と考える人も大勢います。
- 朝起きて会社に行くのが面倒だなぁ
- 毎日同じ仕事の繰り返しで退屈
- 意味のない上司の指示に従うのがきつい
と感じることはないでしょうか。
もし、あなたがそのように感じるなら、もしかしたらサラリーマンに向いていないのかもしれません。
では、サラリーマンに向いていないと考える人はどうしたら良いのでしょうか。
そこで、
”サラリーマンに向いていない人の特徴5つ”と”サラリーマンに向いていない人の働き方”について、説明していきたいと思います。
もし、少しでも、会社員として働くことに嫌気を感じている人は、最後まで見てみてください。きっと新しい働き方を考えるきっかけになるかもしれません。
会社員・サラリーマンに向いていない人の特徴5選
会社独自のルールや古い慣習などに従えない
会社には色々な独自のルールや、古い慣習などがあり、それを当然のように守ることを要求されることがあります。
たとえば、
- 議事録は手書きでないと許されない
- 書類は全て紙で出して提出。データをメール送信はNG
- エレベータは新人がボタンを押す
- 工場内で寒くても上着の着用NG
- 誰の役にも立たないのに、監修でアウトプットを続ける
等々・・・理不尽であったり、非効率的であることが会社にはたくさん残っています。
このような独自のルールや古い慣習に従うのがストレスに感じてしまう人は、会社員に向いていないと言うよりも、今の会社に向いていない可能性が高いです。
意味のない形だけの仕事に耐えられない
会社員として働くと、”なぜやる必要があるのか分からない”意味のなさそうな仕事もやる必要が出てきます。
例えば、形だけで、話し合うことも決まっていないミーティングが毎週開かれることがあります。
私の経験で言うと、上司が”何もしていない”と思われるのが嫌で、周りの目を気にして、意味のないミーティングが開かれることが多数ありました。そこで、ミーティングをすることによって、上司も「自分はやっている」という態度を示したいのかもしれません。
とくに議題があるわけでもないのに毎週、会議は開かれる。当然、話すこともほとんどなく、無駄な時間を過ごすことになります。
他にも、レポート提出を執拗に求めてくる上司もいました。
毎月、何をやっているかをみんなにレポートを出させ、それをかき集めていました。結局、どこで発表しているのかも分からなかったですが、自分で何も把握していないのは嫌だったのでしょう。
レポートを作らせる方は、時間を取られますし、大変でした。
サラリーマンならば、このように、”無駄”と感じることでも、やらなければいけない場面も出てきます。
ごますりが嫌い
会社という組織の中では、実力さえあれば必ず評価されるとは限りません。
たとえ、上司の仕事の能力が低かったとしても、面と向かって全否定してしまっては、きっと仕事は上手くいかないし、出世の道も途絶えてしまいます。
やはり、正直言って、会社内で上手くやるには”ごますり”は必要です。
自分の仕事を上手く進めたり、何かを改善したいときなどは、そこにかかわる上司に可愛がられていれば、上手くいきますが、そうでなければ協力してくれないどころか、むしろ邪魔をしてくる場合すらあるでしょう。
ごますりが苦手という人は、サラリーマンを続けることが苦痛になってくるかもしれません。
自分のやりたいことが明確にある
会社に入るときには、自分のやりたいことを求めて入社する人が大半だと思います。
しかし、サラリーマンとして働き始めてみると、自分のやりたい部署に行けずに、やりたくもない仕事をする羽目になることも多々あります。
もし、あなたに明確にやりたいことがある場合、”やりたくもない仕事をするのは時間の無駄”と感じてしまうかもしれません。
だからと言って、会社という組織の中では、やりたい仕事の部署にすぐに移れるとも限りません。
そうなると、仕事へのモチベーションも低くなってしまうでしょう。
やりたいことが明確に決まっている場合には、サラリーマンとして1つの企業で働き続けるのは難しいかもしれません。
周りと連携するより個人プレーが好き
会社は個人ではなく、組織というチームで動くので、どうしても周りとの連携が必要です。
その為、場合によってはチームの仲間の仕事が遅かったり、ミスしたせいで仕事が上手く回らなくなることもあります。
そんな時に、
- 全部自分でやった方が早い
- 全て自分一人でやりたい
という気持ちが強い人は、サラリーマンには向いていないでしょう。
特に、他人がサボっていたりすることに耐えられない人は、このような考えが強いかもしれません。
会社員・サラリーマンに向いていないと感じた場合の対処法
それでは、自分がサラリーマンに向いていないと感じた場合、どうしたらよいのでしょうか?
その対処法についてこれから説明してきます。
方法は大きく4つです。
- 自分の考えを改める
- 自分に合う仕事場を探す、転職する
- フリーランスとして独立する
- 起業する
自分を知る
まず一番大切なのは自分自身を知ることです。自分の状況を正しく把握しないと、その後の行動も正しく選ぶことができませ。
自分の状況を頭の中だけで考えるだけでは100%把握できないこともあります。
そこで、おすすめは紙などに書き出してみることです。
例えば、会社に所属する中で
- ”何が嫌なのか”
- ”何がストレスになっているのか”
等々、書き出すことで自分の頭の中も整理されてきます。
また、転職サイトの自己診断ツールを使うのもおすすめです。
ツールに従って、項目を入力をしていくこで、自分の強みを知ることができます。中々、自分の強みって知らなかったりするものですよね。
今までにない自分の良さを知るきっかけにもなるかもしれません。
転職する
サラリーマンとして働くのが嫌な原因が、今の仕事の内容が自分に合っていなかったり、会社の社風やルールなどが自分に適していないと感じるならば、転職することが有効です。
この場合には、今の職業や会社がたまたま自分と合っていないだけなので、転職して違う職業に就いたり、会社が変わるだけで、悩みが解決する可能性が高いです。
逆に、今の職業や会社の社風などが原因でない場合は、転職をしてもまた同じ問題に悩まされるかもしれません。
だからこそ、自分が何に悩んでいるかを事前にしっかり知ることが大切です。そして、転職を検討する際には転職サイトと転職エージェントの併用がオススメです。
やはり、仕事をしながら転職活動をするのは大変です。しかし、転職エージェントがいれば自分に合った転職先を探してきてくれます。国内最大級の求人数を誇るdoda(デューダ)やハイクラス転職サイトとして有名なビズリーチに登録して、転職先を探してみましょう。
これらのサイトでは、履歴書などの書類の書き方のアドバイスや面接に関するアドバイスも受けることができます。特に、働きながら次の転職先を探したい人は、転職エージェントの利用もぜひ、検討してみてください
フリーランスになる
サラリーマンとして働くのが嫌な人の中で、会社に雇われるのが向いていないと感じる人は、フリーランスになるという道もあります。
少し前ならば、 「サラリーマンを辞めて働く」なんて自体考えられませんでした。
しかし、今では働き方も多様性を増してフリーランスとして稼いでいる人たちもたくさんいます。
ただし、フリーランスとして生計を立てるためには、それなりのスキルが必要です。例えばプログラミングやライティングなど何か得意なものが無ければ、そもそも稼ぐことができません。
さらに、サラリーマン時代と違って、どんなに技術があっても待っているだけでは仕事はやってきません。
自分から営業して仕事を取りに行く必要があります。
フリーランスになれば、サラリーマン時代とは全く違く仕事の仕方になることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
そこで、いきなりフリーランスとして働き始めるのではなく、まずは、本業をやりつつ、その空いた時間でフリーランスとして働き始めてみることをおすすめします。
そうすれば、仮に失敗しても、収入に苦労することはありません。いきなり会社を辞めるのではなく、副業としてフリーランスを始めることをオススメします。
起業する
サラリーマンとして働くのが苦手な人は起業するのも一つの方法です。
起業はフリーランスとは違い、自分たちで価値やサービスを生み出し、提供価値の対価として利益を得ます。
フリーランスは企業から仕事を個人で請け負って、その対価として収入を得ます。起業はどちらかというと、仕事をもらうのではなく、サービスや商品を提供することで対価を得るイメージです。
フリーランスでは企業の仕事を請け負う”受け身型”なので、仕事を得やすい一方、大きな利益を上げることは大変です。
一方、起業の場合は、提供する商品やサービスの価値が認められれば、個人としてのブランド力も高まるので、大きな利益を上げることも可能です。
その代わり、自分の商品が認められないうちは、収入がゼロになってしまう危険性もあります。
正直な話、起業は「転職、フリーランス、副業、起業」の中では、最もオススメしない選択肢となります。
4.起業で成功する方法
次に、もし、あなたが起業する場合に、その起業を成功させるにはどうすれば良いのでしょうか。
もし、あなたに企業の経験がない場合は、”副業として自分の力を試す”ということから始めるのが良いでしょう。
つまり、いきなり、今の会社を辞めて起業するのではなく、まずは、副業として、こじんまりとでも良いので始めて見ることが大切です。
そうすれば、万が一起業に失敗しても、本業の収入があるので、生活できなくなることはありません。収入がないと、焦ってしまい、ついつい、甘い儲け話などの詐欺に引っかかってしまいがちです。
収入が確保されていれば、心の安定にもつながり、冷静に判断しながら、自分の実力を試すことができます。
さらに、上手くいけば、そこで儲かった資金はそのまま自分の事業を開始するときの資金に回すこともできます。
”はめて起業する”という人は、ぜひ、自分の力を試す意味も込めて、副業としてスタートさせてみてください。
【まとめ】転職と副業のかけ算で苦しい会社員生活から脱しよう!
これまで
- サラリーマンに向いていない人の特徴
- 向いていない人の対処法
- 起業や副業を成功させる方法
について説明してきました。
もし、あなたがサラリーマンに向いていないとしても、しっかり稼いで、生きていくことは十分可能な世の中になっています。
まずは、
・いまの本業や転職で収入基盤を整える
・副業で新しい収入源確保にチャレンジする
と、両軸でキャリアを構築していくことをオススメします。
とくに転職に関しては、キャリアのチューニングという意味で、エージェントに自分の市場価値を教えてもらう良い機会となります。転職するorしないに関わらず、一度登録して、案件探しと市場価値チェックをやってみると良いでしょう。
今の仕事に迷いが生じているなら、転職サイトで求人を探してみよう。
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