「働きたくない」と感じながらも、仕方なく働いているという経験はないでしょうか。
20代や30代の若い世代も仕事に行きたくない、働きたくない、と感じている人は多くいます。実際自分の周りにいる20〜30代に話を聞いても、そう感じている人が割と多いのが事実です。
この記事では、働きたくないと感じている20代、30代が働きたくないと考える理由を探り、無理なく働く方法や向いている職業を紹介していきます。
そもそも「働きたくない」人はとても多い
働いている全国の男女1,000人を対象にした調査では、実に84%もの人が働きたくないとと思う瞬間があると回答していることから、そもそも「働きたくない」と思っている人が多いことがわかります。
株式会社ビズヒッツ「働きたくないと思う理由は何?働く男女1,000人にアンケート調査」より
新卒や20代が働きたくないと考える理由
「働きたくない」、「仕事をしたくない」という主な理由は、仕事に対する嫌悪感、将来に対する不安感などが多くを占め、それらがモチベーションの低下に繋がり、働きたくなかったり仕事に行きたくないという思考になっていることがほとんどのようです。
ここでは具体的にどんな理由が多いのかを見ていきましょう。
職場環境が悪い
自分の望む職場環境ではなかったり、そもそも仕事に集中できるような職場環境ではない場合、やる気が失われたりストレスはどんどん溜まってしまいます。
ストレスを溜めやすい職場環境
- 残業が多い
- 業務量が多すぎる
- 職場内の人間関係が悪い
- トップダウンの仕事ばかりで成長できない
いわゆるブラック企業に多いような体質を持った企業では、このようなことを感じてやる気を失い、働きたくないという思いが加速するのではないでしょうか。
会社の人間関係が悪く、業務量も多くて残業続きでは、仕事のモチベーションが上がらないのは当然のこと。仕事をしたくもなくなり、働きなくなくなるのは無理ありません。
業務に対して給料が低い
毎日頑張って仕事をしているのに、給料が低ければ自分の頑張りが報われないと感じてしまい、やる気減退の要因になりがちです。
特に、この先仕事を頑張っても給料の上がり幅が少なかったり、自分より業務量が少ない人や後から入社した人の方が給料が多いと聞いてしまった場合など、モチベーションは下がってしまいます。
仕事内容には満足がいっていても、自分の業務成果に対しての給料が低ければ、仕事に身が入りにくくなって働きたくないという気持ちになるのがわかります。
仕事に面白みを感じない
社会人になってから、とくかく周りについて行こうとがむしゃらに働いてきたけど、「そういえば、何のために働いてるんだろう」と、急に思考停止状態になってしまい仕事の面白みを感じることが出来なくなってしまったと感じる人もいるでしょう。
そもそも希望の会社でなかったり、希望の会社に入社したものの、やりたい仕事ができてないなど、「思ってたのと違った」というギャップを感じた場合も面白みを感じにくくなります。
面白みがなければやりがいもなく、目標も立てられず、ただなんとなく仕事をこなす日々になりがち。そうなると仕事に対して前向きな気持ちになることも出来ません。
仕事に疲れてしまった
単純に疲れているから、仕事をする気が起きず、働きたくないという思考になることはよくあることです。月曜日の朝でさえ、充分に体を休めることが出来ずに疲れたままで休みたいと思うことは誰しも思ったことがあるはずです。
疲れの原因が仕事以外であれば、改善の余地がありますが会社が原因の疲れであれば、疲れていく一方で働きたくないと考えるのが普通でしょう。
20代後半になって責任を伴う仕事が増えて辛い
20代後半ともなってくると、それなりの業務経験を積んできてますので自然と責任あるポジションについてきます。
リーダーや管理職になれば、部下の管理は当然、上司からのプレッシャーも大きくなっていますので、上下板挟みというストレスがかかりやすい状況になります。
相談しやすい上司だったり、話しやすい職場関係ならまだしも、そうでない場合は一人で抱え込んでしまってプレッシャーに押しつぶされるというケースもあります。
20代が「働きたくない」と考えることなく、無理なく働く方法とは?
何に満足し何に無理をしているかを知る
なぜ働きたくないのか、自分は何に満足して何に無理をしているのか現状を把握することで自分がどうしたら無理なく働けるのかを探ることができます。
一度チャートを使ってみて、自分の現状を5点満点で評価してみて、理想の状態はどのような形なのかを考えて不足している部分が何か確認してみましょう。
仕事の時間拘束時間、ボリューム量を減らす
業務量が多いと、どうしてもプライベートな時間がなかなか持てず、会社に拘束されてる時間が多くなってしまいがちです。そうなると抱えたストレスを発散する機会さえ失ってしまい、ストレスは増加する一方です。
そもそもの業務量を減らせるよう、他の人に振れる作業がないか検討したり、カットできる作業がないか業務見直しを図るなど上司に相談して、根本的な仕事量を減らすことを考えてみましょう。
仕事内容が違うと感じてるなら社内で仕事の内容を変えてみる
他にも部署があるなら、思い切って配置転換を希望してみよう。
自分に合わない仕事をしているせいで、面白みを感じられなかったりやる気が出ないと、仕事に身が入らないので仕事の効率が下がり、周囲にも迷惑をかけてしまうことになります。
迷惑をかける前に他部署の状況や雰囲気を観察して、思い切って配置転換の相談を上司にしてみよう。
イヤな人との付き合い方をしっかり考える
多くの社会人が悩んでいるのが人間関係。仕事内容があっているのであれば、人間関係が理由で辞めるのはとても勿体ないことです。
それが上司であれば、配置転換を祈ることでしょう。でもまずは相手とスムーズに働くためには何ができるか、しっかり考えてみると良いでしょう。相手の思惑を理解できるようになれば気持ちにも変化が現れるかもしれません。
イジメなど陰湿な人間関係の場合は産業医や上司などに相談してみるのも良いでしょう。
お金の悩みに関しては、転職を考えるのも○
待遇や給料に不満がある場合は、いっそ転職活動をしてみるのもおすすめです。
給料というものは同じ会社に勤めている限り、そう簡単には上がらないものです。お金を優先して働くのであれば、今よりも給与面の条件が良い企業に転職する方が早いので、転職サイトに登録して新しい勤め先を探すことをおすすめします。
20代の「働きたくない人」にも向いている職業7選
働きたくない人でも、自分が苦に思わないポイントを押さえることで、楽しく稼ぐこともできます。
自分が楽しいと思えることや趣味、特技の延長線上の仕事を選べば、これまで働きたくないと思っていた人も、働いてるつもりがないまま働けるかもしれません。
ここでは、プライベート重視型の人にオススメの職業7選を紹介します。
WEBライター
隙間時間を使っていつもWeb記事を読んでたり、文章を書くのが好きであればWebライターという働き方も有りです。
クラウドワーキングサイトの充実でオンラインで獲得できるライターの仕事は沢山あります。好きなジャンルだったり、得意なことであれば自分の知識になる上に読む人の役にも立てるので、楽しく取り組むことができるでしょう。
まずはクラウドワークスなどに登録して案件を見てみるのが最初の1歩です。
治験モニター
治験とは、新薬の効果や副作用を実証するためにの被験者となることで、新薬の臨床試験を手伝うというような仕事です。
治験は知識も技術も要らず、日帰り可能なお手軽案件から1週間程度の入院を伴うようなものなど幅広くあります。
拘束時間もほとんど自由な時間になるので、働きたくないけど稼ぎたいという人には向いているかもしれません。
まずはどんな治験があるのか治験サイトQlifeなどでチェックしてみると良いでしょう。
株取引
毎日通勤してオフィスで勤務し夜遅くに帰るという自分が頑張って稼ぐ方法が一般的です。でもお金に稼いでもらうという方法もあります。
簡単に一言にすると株式投資とは、企業が発行している株を投資家が利益を得るために売買することです。
企業は事業の運営に多額の資金が必要となるため、その資金を集めるために株式を発行し購入してもらうことで資金を調達します。
投資者は企業から配当金や株主優待を得たり、値上がり時に売却することで差分を儲けることもできます。
リスクも当然ながら伴うので、多少の勉強は必要になりますが、ネットで情報収集できるのでいつでも調べて始めることができます。ニュースや新聞を読んだり、経済動向などをチェックするのが好きな人に向いています。
長い目で見て大きく稼ぎたい、不労所得で生きていくためなら今努力できるという人は少額から始めてみましょう。
Youtube配信
Youtubeに公開した動画に広告をつけて、その広告の収入を得るというのがYoutuberの働き方。
Googleに次いで世界で2番目に大きい検索エンジンとなっているのがYoutube。動画マーケティングは伸び続けているので、今からでも全然参入することができるので、毎日Youtubeで動画を見ていたり、動画制作に興味ある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
ただし、いきなり公開して広告をつけられるわけではないので、黒字化していくためにはSEO対策を勉強して再生回数を稼ぐなど、地道な努力が必要です。
ブロガー
ブログを書いて、その記事やサイトにつけた広告の収入を得るブロガーという働き方もあります。
ネットの記事や本を読んだり、ネットサーフィンして色々な情報収集をしている人、得た知識を広めたいと思っている人はブロガーに向いているかもしれません。
こちらもまずは読まれない限り広告収入というのは得られないので、SEO対策やライティングの知識を最低限勉強して挑まないと早々に挫折することになるので長い目で見て育て上げるという意識で始めてみると良いでしょう。
デザイナー
デザイナーと一言でいっても、WEBサイトを制作する上でのデザイナーだったり、Webから紙媒体まで様々な広告を扱うグラフィックデザイナー、アニメやアバターなどのキャラクターデザイナーなど色々あります。
デザインの知識がなくても、1〜3ヶ月程度でデザイナーデビューできるようなオンライン講座もあるのでやる気さえあればデザイナーへの道が開けるかもしれません。
いきなり職業を転換するにはリスクが高いと思っているなら、まずは副業から始めてみて、軌道に乗ってきたら本業にするという方法が一番良い選択かもしれません。おすすめ副業を紹介していますのでこちらも参考にしてください。
仕事を安易に辞めるのだけは避けよう!
「働きたくない」からと言って、安易に仕事を辞めることだけは絶対にオススメしません。
今あなたが「働きたくない」と考える理由が、職場での人間関係である可能性はかなり高いです。
すぐに会社を辞めると、食い扶持がなくなり、余計に精神的に追い込まれることになるので、自分にあった仕事を見つけることをオススメします。
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まとめ
新卒社員や20代は働き盛りと思われがちですが、仕事に行きたくない、働きたくないという感情は、どちらの世代にも多く見られる感情だと思います。
どうしても働きたくないと思ったら、退職以外にも休職といった選択肢もあります。
まずは何もしない期間を作って自分を見つめ直すのも良いでしょうし、転職エージェントに相談して新たな道を探してみたり、趣味や特技を生かした職などに転職するのもありでしょう。自分らしい働き方や生き方を探してみてください。
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